世界各国には、さまざまな宗教が存在しています。日本では中国から伝わった仏教が信仰の対象になっていますが、この仏教の発祥はチベットになっているのをご存知でしょうか。そこでここではチベット仏教について、詳しく解説をしていきましょう。チベット仏教の総本山は首都のブータンにある寺院です。

その教えは非常に厳格で、男性の僧侶のみしか仏に仕えることができません。なお、チベット仏教の本当の名前はカルマといいます。このカルマの意味は天地を指しており、宇宙に由来をしているものです。歴史は非常に古く、2000年前にはすでに現在のスタイルが確立をされていたほどです。日本でも信仰の対象となっている曼荼羅というものがありますが、これが生まれたのがブータンにあるマナカーンと言う聖地です。
地獄と現世を描いている絵で、朱色の生地に絹織という非常に緻密な作りをしているのも特徴になっています。なお、ブータンの文化では信仰を信じているものは決して肉を食さないという規律もあります。この文化は世界各国の宗教にも通じるものがあり、ヒンズー教であれば牛・イスラム教は豚肉と動物も限定されているわけです。長い歴史のなかで肉を食べるという行為は、俗世の穢れを意味しています。昨今では日本だと僧侶でも酒を飲んだり動物を属するようになりました。これは時代の移り変わりに応じて、信仰のスタイルも変化をしていると言っていいでしょう。
ところがチベットや聖地のブータンでは、今も長い歴史を大切にしており信者も教えを守っているわけです。その目的は来世の転生にあるとも言われています。今、われわれが生活をしている世界は地獄であると仏教では考えられており、少しでも徳を積んで来世は天界に転生をしようという考えを持たれています。そのため、人間は生まれたときにはすでに死が約束されており、すべての生命は死というゴールに向かって時間が進んでいるわけです。
ブータンの聖地でも毎日の祈りの中で大僧正がこの教えを解いており、生きる目的を見つけるようにと信者に問いているほどです。なお、文化の違いはあれど、宗教では多くの信仰の対象が神となっています。仏教では仏といわれますが、その存在は天地に二つとない唯一神ということになります。信仰の由来を知ることで、新しい境地を見つけることができるでしょう。日本でも馴染みのある対象であり、生きる意味を知るためにも信仰心を持つことが大切です。