日本にはたくさんの宗教がありますが、比較的よくについているのは仏教と言えるかもしれません。この定義とはどのような宗教なのかを知っておくことで、かなり学びになるケースがあります。基本的な考え方としては、無心になる事と言っても良いです。
もともとこれを改装した人は、ブッタと呼ばれる人です。お釈迦様と呼ばれる人と言っても良いかもしれません。2人は同一人物と考えておきましょう。もともとこの人は、紀元前にインドで生まれた人です。まだ当時インドと呼ばれる国はありませんでした。インドと呼ばれる国が出来上がったのは、1900年代になります。そのため、どこの国かは定かではなかったものの概ね生まれた場所はアジアの中央付近と言って良いかもしれません。そこでどのようなことを実践したかといえば、とにかく欲求をなくすことを実践しこれが定義と言えるかもしれません。もともとこのブッタは王子様の息子として生まれてきた人です。一般的な宗教の開祖者は、貧乏な家に生まれていますが仏教だけは少し異なります。つまり最初からありとあらゆるものが手に入った状態になっているため、何かを求めようとするのではなく何かを捨てようとしたところから始まっているのが特徴です。
この教えは、とにかく実践するまで結果が出ないと言うことです。実践するまで結果が出ないと言うのは別の言い方で言えば、自分で実践してみないと本当の意味がわからないと言うことを意味しています。これが、西洋の宗教との違いと言えるかもしれません。西洋の宗教は比較的、言葉を用いて相手にそれを伝えることができます。しかし、仏教に関しては実は言葉を通じて相手に伝えることが難しいわけです。例えば、無心の領域に入ることが大事だと言われても、いったいどのような心境なのか経験してみるまでわかりません。わかったつもりになっていてもなかなかわからないものです。そして修行をしてみてその境地に到達し初めて、お釈迦様が言っていたことを理解することができると言えるでしょう。
現在日本の仏教の由来は、インド仏教にあると言われていますが実は日本に入ってきてずいぶんと形を変えました。例えば、日本では葬式をお坊さんが行うようにしていますが、もともとこのような教えはありませんでした。むしろ、その教えはお釈迦様の教えではないと言われており、日本独自の考え方かもしれません。このように、長い歴史の中で少しずつ形を変えてきたものの、欲求をなくすと言う考え方は昔から変わっていないです。