赤ちゃんが生まれてから成長するまでには、いくつものお祝い事があります。そして神道系の儀式が多いため、神社で行なう人が大勢いるのではないでしょうか。しかし仏教にも赤ちゃんの祝福式はあります。赤ちゃんが生まれてから最初にやってくるのが初参りで、初めてお寺に訪れるものです。阿弥陀如来に生まれたことを報告して、長寿と健康をお祈りします。神道で言うところの百日参りに近い行事です。初参りは百日参りのようにいつまでに受けた方が良いという細かな日数はありません。大体満1歳になる辺りで、家族が集まれるタイミングが目安です。
日本では仏教が不幸なことを担当して、お祝い事を神社で行なうという傾向があります。ですが歴史的には一時一緒だったこともあるので、必ずどちらかに限定しなければならないというわけではありません。お寺でも七五三を行なっているところはあります。また現代では宗教的な束縛もそこまで強くないため、都合の良い部分だけを取り入れても問題ないでしょう。赤ちゃんへの負担も考えると、移動もあまりするべきではないので、遠い神社やお寺でしか受けられないのであれば、近くで受けられるものに切り替えるのもひとつの手です。
神社とお寺のどちらでも行なえる祝福式としては、稚児行列があります。他の行事と同じように成長と健康を願うものですが、神様と仏様のどちらに仕えるかで若干意味合いが変わってきます。儀式の役割も含んだ豪華な衣装を着て、お化粧を行なって特定の地域を歩いて回る内容です。どちらかというと仏教的な儀式の色が強く、特に釈迦の誕生日に行なわれる花まつりとの結び付きが深いです。
これらの祝福式はお寺や神社によっては行なっていない祝福式があるかもしれないので、大切なのはあらかじめ問い合わせておくことです。お寺だと初参り、神社だと百日参りや七五三は基本的に行なえると考えて良いですが、それ以外は日程も含めてバラつきがあります。