“仏前式とは結婚式のことで仏教式で行われる仏前式のことを言います。仏前式は檀家になっている寺社や自身の家に僧侶に来ていただいて執り行われる結婚式で、仏様に導かれ、前世から決まっていた人とご縁をいただいて結婚し、また来世でも一緒になるという考え方がある仏前式はとてもロマンチックですてきな結婚式です。
そのような仏前式ですが、その準備はどのようにすればいいのでしょうか?この点については新郎新婦の家が違う宗派という場合はどちらの宗派で結婚式を挙げるかを話しますが、多くは新郎側の宗派が選ばれるようです。また仏前式はご先祖様へ報告するという意味もあり、仏前式では参列者は親や親族のみということが原則になっており、友人を招待したいという場合には別に披露宴を開き、その披露宴に招待するようにします。
仏前式を挙げるということになれば、まずは事前に寺社に問い合わせを行い、どこで結婚式を行いたいのかということを伝え、予定を入れてもらうようにしましょう。仏前式には衣装が必要です。仏前式の衣装と言えば白無垢に紋付き袴といった衣装を思い浮かべる人も多いでしょう。実は衣装に対するルールはなく、国際結婚のカップル和洋折衷という衣装で結婚式を挙げる人もいると言われます。ただ、靴は履けませんのでその点は事前に知っておくようにしましょう。
また、仏前式は檀家でないお寺でも挙げられるようです。事前に寺社に問い合わせましょう。さらに、結婚式場でも仏前結婚式ができるところもありますので、式場の紹介で予約を入れるという方法などもあります。
仏前式の準備には費用の準備も含まれます。仏前式で結婚式を挙げる場合はどれくらいの費用を準備すればいいのでしょうか?この点については、仏前結婚式は他のスタイルの結婚式と比較すると費用は安めという特徴があり、20万円前後といわれます。しかし、結婚式会場などのような挙式プランは用意していないお寺が多いため、いろいろと事前に自分たちでプランを作る必要もあると言えます。基本的には仏前結婚式にはプランがなく、ほぼ式だけの費用となっており、衣装代として20万円から40万円くらいプラスして考えておく必要があるでしょう。また、プロの写真家に依頼して結婚式の写真を撮ってもらう場合、その費用も用意しておくことが必要です。
仏前式を挙げるという場合には、このようなポイントをおさえた上で結婚式の準備を進めていきます。”